物質文明の終わり |
引き寄せの法則と未来予知に関する考察 |
２０２５年７月問題に関し、私はタカさんの動画をよく拝聴させていただきました。
色々と勉強になったのですが、以下の動画は特に印象に残るものでした。
タカさんは、物質文明の極致の一つである大阪の街を歩きながら、人々が営々と築いてきたものが、大津波によって無残にも破壊されてしまう理不尽を天に訴えます。
そこで、天の声を聴くことになります。
この動画の１分３０秒あたりから、文字起こししたのが以下です。
・・・＜タカさんの動画から、抜粋開始＞・・・
この時代の東京に生活し、東京という都市を体験できたことは、ローマ帝国全盛期のローマ市民になれたこと以上に神の恩寵かもしれません。
というのも私たちの有史、つまりこの「第四の世界」において、この東京こそが、物質文明の極致というふうに言えるからです。
・・・（略）・・・
「これだけ日本人が一所懸命に働いて、心血を注いで作りあげた物質的繁栄と富の蓄積を、神様は容赦なく破壊してしまうのか！？」という考えが頭をよぎったからです。
ここに大津波が来て、なにもかも更地に変えてしまうのか。
これだけのものを破壊してしまうのか。
到底想像したくない、信じたくない話です。
あってはならない許しがたいことです。
かりに神の計画だとしても、あまりにも無常で無慈悲です。
私は思わず、「無慈悲といえば、あまりにも無慈悲じゃないですか！？」というふうに大阪の都心部を歩きながら天に向かって抗議しました。
するとしばらくして、はっきりとしたインスピレーションがやってきました。
「このような物質的な繁栄と富は、しょせんは儚いものであることを理解して、そのようなものに過度に執着したりすることがないように。これから起きることは、そのことを人間に分からせるためでもあるんですよ」
私は天に向かって「黙れ！」と声を出して、もう二度と食べられないかもしれないと思って、難波の大盛りの店に行きました（笑）。
・・・＜抜粋終了＞・・・
どうやらタカさんは、天の声を聴く能力があるようです。
もう一つ、動画を紹介したいと思います。
物質文明の極致は、東京や大阪だけではありません。
物質文明と表裏一体なのは、「お金」の存在です。
その意味で、イギリスのロンドンは、東京や大阪よりもより物質文明そのものを体現しているといえるでしょう。
ガイアの法則によって、地球の中心文明がイギリスから日本に移動してくること。
そして、次の文明は精神文明であるということが語られています。
実際のロンドンの街を歩いた人のリアルな体験は、とても興味深いです。
以前、のぶみさんのユーチューブ動画で未来の出来事を頭の中でイメージすると、それはいったん体験したものとなり、起きなくなるといった話が出ていました（幼い子供たちの証言）。
それゆえ２０２５年７月に危惧されている巨大津波も、人々に周知され、人々が意識することで起きなくなるのではないか、といった話が語られていました。
私はこの話を聞いて、あれっ？ 引き寄せの法則と違うなと思ったのです。
引き寄せの法則は自分が望む未来をリアルにイメージすることにより、そうした未来を実現させる（引き寄せる）というものです。
しかし、一見矛盾しているように見えても、よくよく考えてみると矛盾していないと考えるようになりました。
今回は、そんな引き寄せの法則と未来予知に関することを、私なりに考えてみたお話です。
第一回目の未接種の会で、そんな話題をしたのですが、後日、参加者の方から以下のようなメッセージをいただきました。メールから一部抜粋させていただきます（名前の部分は○○に置き換えさせていただきます）。
・・・＜第一回目の未接種の会に参加した方からいただいたメールから抜粋開始＞・・・
ところで、あの会の時に話題になっていた
引き寄せの法則と皆が知ったら災害がなくなることは
量子力学的にどうなるのか？
ですが、
私の知り合いが○○先生という量子力学の方の
見解を教えてくれたのでこちらにも共有いたします。
はい、量子論の○○先生は
大丈夫か？大丈夫か？と
皆が不安に意識をむけていると
エネルギーが集まりそれが現実となる
だけど皆が起こりうるかもしれないと
災害に対応する準備に備えていると
それぞれが安心し不安となる現実は
起きない と引き寄せの法則だそうです。
・・・＜抜粋終了＞・・・
私は、なるほどと思いました。
よく言われていることですが、天はその人が持つエネルギーと同じものを返すといいます。
例えば、「お金がほしい！」「お金がほしい！」と強烈に思っていたとします。すると天は、「お金がほしい！」という状態そのものを継続させるようになります。「お金がほしい！」と強烈に願っているから、お金をいっぱい運んでくれるわけではなく、「お金がほしい！」と願っている状態を長らく継続させることになるわけです。
これって、全然うれしくないですよね。
だからポイントは、「お金がほしい！」と強く願うのではなく、「お金が入ってうれしい！」と喜びに満ちた状態をイメージすることです。すると天は、お金が入って大喜びしている状態を返してくれることになります。
また引き寄せの法則のキーポイントは「感情」だと聞いたことがあります。
人間の感情というものは、（本人が思っている以上に）大きなエネルギーを持っており、その感情が大きければ大きいほど引き寄せの法則は強力に働くようになるといいます。
２０２５年７月の巨大津波の予言は、多くの人々に強い不安と恐怖をもたらすものです。
それゆえ、不安と恐怖が強ければ強いほど、量子力学の先先生が言うように、
「皆が不安に意識をむけているとエネルギーが集まりそれが現実となる」
のだろうと思います。
しかし、皆が標高の高い地域に引っ越すといった対策を立ててしまえばどうなるでしょうか。
対策を立てた人は不安と恐怖から解放されます。「ああ、これで大丈夫だ〜」といった安心感に包まれるでしょう。皆が安心感に包まれた状態になれば、安心感をもたらす未来を引き寄せることになります。
よって量子力学の先生の、
「だけど皆が起こりうるかもしれないと災害に対応する準備に備えていると、それぞれが安心し不安となる現実は起きない」
となるはずです。
のぶみさんの動画で子供たちは、「（未来の出来事を）頭が考えたらいったん終わる（実現しない）」といったことを言っていましたが、私は対策を取る、取らないで変わってくるのではないかと考えます。
対策を何も取らないまま、安心感だけに浸っていようと思っても無理な話です。
不安や恐怖から逃れる為に仕事や趣味に没頭して一時的に気持ちを逸らすことは可能ですが、心の奥底にある不安や恐怖を取り除くことはできません。
ですから、安心感に浸りたければ、標高の高い地域に引っ越すといった具体的な対策が必要だと思うのです。
＊ ＊ ＊
ここで第二回の未接種の会に参加された方からいただいた興味深いメールを紹介させていただきます。
日本で予言者として名が知られている松原照子さんは、２０２５年７月は起きないと言われているそうです。
以下は、いただいたメールから松原照子さんの記述と思われる部分を抜粋します。
・・・＜第二回目の未接種の会に参加した方からいただいたメールから抜粋開始＞・・・
『２０２５年７月５日 大変なことが起きますか』とある方から質問された時「ない」と言っていたのです。
今年に入って２０２５年７月５日のお話をご相談にお越しの方々からよく聞かれるようになりましたが、
こんなことを書くとお叱りを受けますが、「へーそんなお話があるの」くらいにしか受け取れてはいなかったのです。
ただ、ある方が先ほどのような質問を言われた時、「ない」と一言いっていました。
「２０２５年７月５日」は、胸騒ぎはありませんし一瞬で「ない」と思えたことをご報告いたします。
この２０２５年７月５日と関係があるのか、
ないのかはわかりませんが「２０２５年７月５日」と耳にする度に「２０２７年５月」と誰かに話したくなります。
今、こうして書いていて気付いたのですが、２０２５年の５の数字を７に変えると２０２７年５月になります。
『２０２５年７月５日』
この日は地球に住む多くの人にとって、ポイントの日では無いように感じます。
・・・＜抜粋終了＞・・・
私はこのメールを読んだとき、松原照子さんが２０２０年に東京オリンピックは開催されますかと聞かれたとき、即座に「されません」と答えたエピソードを思い出しました。
実際、東京オリンピックが開催されたのは２０２１年でしたので、松原さんの未来予知は当たったことになります。
今回も当たるかどうかはわかりませんが、実績のある松原さんの予知なので、心に留めておきたいと思います。
私の個人的事情からすれば、巨大津波が２０２５年から２０２７年に延びたとすると、これほど有難いことはありません。
これから３年の猶予が与えられたことになり、準備する時間が大幅に増えるからです。
それゆえ、松原さんのこの予知に飛びつきたくなりますが、自分に都合がよい未来予知だけを取り入れるという愚は犯さないように気をつけたいと思っています。
私は以前、スピリチュアルにどっぷり浸かった時期がありました。
もちろん、サイキックの未来予知には大いに関心を持って見ていました。
そこで一つ学んだことがあります。
それは、サイキックが未来予知を告げる際に、「絶対に」「１００％」という言葉を使って強調した場合、その予知は当たらないということです。
そもそも未来は流動的で、「絶対」などということがあるはずがないのです。
たつき諒さんの夢予言にしても、その夢を見た時点の地球のエネルギー状態の延長線上にある未来を見ているにすぎません。その後、人類の意識状態が大きく変化すれば、それに伴い未来の出来事も変化するはずです。それゆえ、「このままの状態が続けば、それが起こる可能性が高い」としか言えないはずなのです。
つまり、未来予知において「絶対」「１００％」などと言えるはずがないのです。それを言うサイキックは、ある種の「傲慢さ」を表しているといえます。
その観点から松原さんの予知を見てみると、松原さんは２０２５年７月の質問を受けたときに、直感的に「ない」と、浮かんだことを答えているだけです。
傲慢なサイキックであれば、そのインスピレーションを受けたとき、そのイベントは「絶対にない」「１００％ない」と答えるでしょう。
松原さんには、そうした傲慢さがありません。
そうした意味で、松原さんは信頼できるサイキックに私には見えるのです。
未来は流動的です。
今後、松原さんが２０２５年７月のことを聞かれて、今度は「ある」と答えるかもしれません（可能性は低いと思いますが）。
今後も、松原さんには注目していきたいと思います。